新しい犬のための
おくすりも
登場しています!

投薬のポイントと関節炎の
おくすりのタイプ

炎症による痛みを継続して
抑えることが大切

北海道大学
奥村 正裕 先生

痛みの治療には関節を動かすことがとっても大切。動かすことで関節の機能は維持・改善に向かいます。でも疼痛がそれを阻むのです。だから投薬によって痛みのある時間をつくらず、長期間の投与をきちんとつづけること。炎症と痛みを抑えることで、ワンちゃんはしだいに活発さを取り戻していくでしょう。また関節の変形の進化を遅らせることもできるのです。

動物病院で処方される「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」を投与して
犬のいたみを抑え、関節機能を回復させていきます。
でも、関節炎は完治がむずかしい病気。治療は長いお付き合いになります。
犬のいたみを抑えるために、ちょっと大変ですが
毎日根気よくケアしていくことが必要になります。

痛そうな時だけ投与
継続して痛みを抑えられず
再発や悪化の一因に・・・
痛いワン
痛いワン
痛みの強さ
NG
常に痛みを抑える
効果が持続するから
心配しなくて大丈夫!
♪
♪
痛みの強さ
正解!

「コンプライアンス※」をしっかり守りましょう!!

※決められた期間に決められた量を飲むこと

どんなタイプのくすりがあるの?

毎日欠かさずに投与

1ヶ月に30回
こまめに投薬管理ができる。

毎日ワンちゃんにおくすりを与えることで、投薬状況や症状の様子などをこまめにチェックすることができます。変形性関節症は完全に治るものではありません。長く付き合っていく痛みだからこそ、毎日のコミュニケーションでワンちゃんと飼主さまのQOLを上げていきたいですね。

新薬も出ました

月に1回の投与

1ヶ月に1回だから
投薬の回数が少ない。

毎日ワンちゃんにおくすりをあげるのは大変だし、ブルーになっちゃう…と感じる方は、効果が長く効くおくすりがおすすめです。おくすりは決められた期間や量をきちんと守らなければなりません。忙しくて「ついうっかり、投薬ができなかった」を無くすことができます。

獣医師さんに相談して、
ワンちゃんに合った投薬を!